
海外通販をはじめたいんだけど安全にやる方法を教えてほしいにゃ!

OK!海外通販はポイントを押さえてやれば超簡単
安全でお得に買う為の基礎知識を教えるね。長い記事だけど頑張って!
海外通販には魅力が沢山!安く珍しい商品を世界中から買うことが出来ます。しかし海外通販に対しては漠然とした不安を感じる人も多いようです。そこで今回は海外通販の知っておくべき前提を解説します。
この記事は以下の内容を解説します。
読むことで海外通販の基礎部分の知識が身に付きます。
- 海外通販の大前提
(個人輸入の税関手続き) - 商品についての税関ルール
- 税金についての税関ルール
- 海外通販のタイプ
- 運送方法の種類
- 支払い方法の種類
海外通販には、偽物、税金、税関、手数料、カード被害等の不安要素があります。その不安を解消できる記事です。
海外通販の税関ルール(基礎編)
海外通販といつものWebショッピングの違いは海外から届くこと、だけ。です。海外から届く商品は税関という機関のチェックを終えて手元に届きます。まずは税関の攻略からスタートします。
海外通販のすべての商品:税関で輸入手続又は確認がされる
すべての海外通販商品はチェックされていることを知っておこう!
個人が海外通販で購入=個人輸入
です。急にハードルが上がったような気がします。海外から商品を日本に持ち込むことは”輸入”になります。個人輸入であれ会社のビジネスであれ海外から日本に持ち込めば”輸入”になります。そして輸入する場合必ず税関という機関に申告又はチェックを受ける必要があります。
※郵便の信書を除くすべての商品が該当します。
購入者は輸入手続きをやらなくてOK
個人輸入の税関手続きは2通りの方法があります。
・国際郵便で配送された場合
郵便局員が立ち会い税関が直接チェックする
・民間業者(国際宅配便)で配送された場合
業者の通関士が税関に申告し税関がチェックする
購入者(輸入者)は何もしません
購入者は基本的には何もしません。国際郵便と国際宅配便で少しルールがちがいますが殆どの場合は購入者(輸入者)は何もしなくても大丈夫です。
国際郵便の高額案件のみ自分で申告してくださいとの案内があります。ただ最終的には郵便局の通関に委託することになります。細かい解説記事をこちらに記載しています(建設中)。

なんだ!そうなんだ、よかった。
じゃあそんなこと知らなくてもよくない?

何をチェックされているか知っていれば税関で止まるトラブルがなくなるよ
どんな商品に注意が必要なのかの知識がつけば海外通販を安全にすることもできるよ
税関手続きでは大きく3つの項目がチェックされます
税関では3つの重要項目がチェックされていることを知っておこう
税関のチェックポイント
・誰が買ったのか?
・何を買ったのか?
・いくら払ったのか?
他にもチェック項目は沢山あります。日本の安全を守る為に厳しいチェックはやむを得ないところです。しかしこの3点が最重要ポイントです。自分が購入するとき注意するポイントと同じですね。
税関でチェックされる理由
税関でチェックされる理由も知っておこう
税関でチェックされる理由
・持込禁止や制限商品のチェック
・税金の計算
海外通販をする場合
商品の種類により
日本に持ち込めない商品がある
購入数量の規制がある商品がある
税金(関税、消費税)がかかる商品がある
個人用途かどうかで税額も変わる
この為税関は先にあげた3つのポイントを詳しくチェックする必要があります。
個人輸入の税関チェックで理解すべき1つのポイントと2つのルール
個人輸入の税関対応で注意すべき1つのポイントと2つのルール
ポイント
・個人使用を理解し特典を最大限使う
2つのルール
・商品の規制ルール
どの商品に輸入規制があるかを理解する
・税金適用ルール
どの商品に関税がかかるか理解する
税金がかからない時のルールを理解する
税関でチェックされている内容と理由はわかりました。そこを押さえて商品を購入していけば規制にひっかかることはありません。
これは個人使用の特例規定と密接にかかわっています。ポイントは個人使用の理解を深めること。どの商品にどんなルール(規制)があるのかを体系的に覚えること。税金についての規則も理解しておくこと。
ここが出来れば税関トラブルは起こりません。また税金も適切な方法で安く買うことができます。
海外通販/個人輸入:税関確認内容と手続き方法【止まる理由がわかります】
輸入品の個人使用(個人用途の特典と解釈)
個人使用(海外通販)
特典
・税金の優遇が受けられる
・商品への規制が緩い
(色々な商品を購入できる)
注意点
・必ず自分自身で使用(消費)すること
・転売、プレゼントも禁止
輸入品の個人使用
海外通販で商品を購入するときは様々な個人の特例があります。一つは税金への特典で税金を安くすることができます。また個人使用に対しては商品への規制が緩和されています。そのため輸入できる商品の種類が大幅に増えます。
正しく理解すればメリットを最大限使い、色々な商品を安く輸入できます。逆に理解していなければ買った商品が届かないトラブルにあうこともあります。
個人用途とはあくまで自分が消費、使用することを目的としています
輸入品を個人使用目的で輸入する場合多くの規制が緩和されます。これは自己責任で使うのだから販売用とは違うルールにします。というものです。その為個人輸入として輸入したものを転売はもちろん、プレゼントすることも禁止されています。
この知識はとても大事で、本来規制のかかる商品を自己責任で輸入し、転売することは違法行為になります。またそれを買って健康被害が出た場合も公的機関の助けを得られない可能性があります。国内の転売サイトで海外品を購入する場合は、買う側も注意が必要です。

個人的に使う(消費)のだから
・輸入規制は緩めます
・税金も優遇します
ということ

自己責任だから規制が緩和されている点を覚えておいて
規制のかかる商品を次から紹介するね

他人の責任はとれないからちゃんとルールを守らなきゃダメってことだね
個人使用の具体的な例はこちら
それそれの商品の規制の詳細記事は以下のリンクから確認できます。
個人輸入食品のルール
個人輸入植物検疫ルール
個人輸入動物検疫ルール
個人輸入化粧品ルール
個人輸入医薬品ルール
個人輸入医療機器ルール
個人輸入刃物ルール
個人輸入輸入禁止品
個人使用:商品の規制ルール
商品の規制ルール
・商品規制ルールを理解すると税関トラブルはなくなります
税関の商品規制ルールの考え方
Step1.大枠の考え方を理解する
Step2.具体的商品の種類を当てはめる
税関トラブルにならない商品の考え方

輸入品に対しては様々な規制が存在します。
とてもややこしいのでこの規制の大枠の考え方を理解します。
※ここでは個人使用に限定した考え方です。
上の表を1⇒4まで読みます。商品の流通は基本はすべての商品が取引できる前提で考えます。その中で2.3.4と規制の厳しい物から排除していきます。残った5がクリーンに輸入できる商品。4が注意して輸入する商品になります。
考え方がわかったら具体的な品目種類を重ねてみます。
税関トラブルにならない商品の選び方


※注意点
動物、植物、肉製品は購入地域や検査、絶滅危惧動植物に関しては承認などを取ることにより輸入できるケースもあります。あくまで個人の輸入通販で免許や申請、届出等なしで海外通販を気軽に楽しめる内容として記載しました。前記の商品についても別記事で解説していますので興味があればご覧ください。
No5の商品は基本的に商品に対する規制はなく輸入できる商品です。
No4(黄色)の商品は個人特例により数量限定で輸入ができる商品です。本来は規制があり免許や申請がないと輸入できませんが個人用途なら輸入できます。しかし輸入する際には数量の制限があります。個人用途であるため転売もプレゼントも禁止されています。

ここが詳しくなれば税関への不安は少なくなるよ

なるほど、なんか少し整理出来た感じがする!
次は税金についてもおしえて!
税金適用ルール
個人使用:海外通販の税金についての考え方
- 税金は主に4種(消費税/関税/酒税/たばこ税)
- 消費税はすべての商品にかかる
- 関税は商品によってかかる
- 酒税、たばこ税はお酒、たばこを輸入した時だけかかる
- 商品代金16666円以下の場合関税も消費税もゼロになる
- 16666円以下の場合でも関税消費税がゼロにならない商品もある
- 消費税ゼロの場合国内で買うより10%安く買える
海外商品輸入の税金ルールを知っていれば、税金を安く抑えて買い物ができます。また税額計算ができるようになれば、日本のサイトと海外サイトの価格比較の精度もあがります
輸入商品の税金の考え方と計算方法は少し難しいので、まず個人用途としての概念について説明します。
正確に税金計算をしてもっとお得に海外通販をしたい人はこちら(建設中)
関税、消費税、酒税、たばこ税
海外通販をした時に気になる税金。通常の海外通販では主に4つの税金が発生することがあります。通販サイトによりますが税金は日本に届いたときに後払いというのが一般的です。安く買ったつもりがあとで税金がかかり高くなった・・という失敗談もあります。海外通販の税金について理解してみましょう。
海外通販商品にも消費税がかかる
日本国内で買い物をした時には消費税がかかります。海外通販は輸入をした時が消費した時とみなされます。基本はすべての商品を輸入した時に10%の消費税がかかるというのが前提です。基本と書いたのは例外の規定があるからです。例外規定により多くの個人通販商品は免税を受けられることになります。
関税はかかる商品とかからない商品がある
関税のかかる商品
関税は消費税と違いすべての商品にはかかりません。商品の種類は多い為すべてを覚えるのは難しいです。全体の傾向として”身に着けるもの””食べるもの”のように生きて行くのに重要な商品には関税はかかる傾向があります。関税は国内産業保護の観点からかけられています。この趣旨により生活するのに重要な商品には関税がかかる傾向があると頭に入れると覚えやすいでしょう。
例 | 関税かかる | 関税かからない |
---|---|---|
1 | 衣類 (服、帽子、靴下・・) | 家電製品 |
2 | 靴 | 自動車、バイク部品 |
3 | 食品 | 家具 |
4 | 眼鏡 | 電子機器 |
酒税、たばこ税
酒税、たばこ税は文字通りお酒、たばこを海外から輸入した時だけかかります。酒税はお酒の種類によって税率が変わります。たばこ税も紙巻たばこ、葉巻たばこ、加熱式タバコなどで税率が変わります。また輸入するときは、関税や消費税と合わせて計算されるため計算方法は非常にややこしいです。
ウイスキーやブランデー、電子タバコを輸入されるケースが増えていますので以下の記事を参考にしてください。
輸入時の関税、消費税、酒税&手数料の全体計算方法はこちら(建設中)
輸入時の関税、消費税、たばこ税&手数料の全体計算方法はこちら(建設中)
個人使用:商品代金16,666円以下の場合、関税も消費税もゼロになる
※重要※
個人輸入では、商品代金16,666円以下の商品は殆どの商品が関税も消費税も免税される
16,666円は商品代金そのものの金額でOK。
運送費や現地の税金も一緒に払っているかもしれませんが、それは含めなくても大丈夫です。
という点をまず覚えておきましょう。
以下に簡単に理由を記載しますが読み飛ばしていただいても大丈夫です。
豆知識
輸入品は関税は一部の商品にかかり、消費税はすべての商品にかかります。
しかし輸入取引には10,000円以下の取引は無条件で免税するという例外規定があります。
例外規定の例外として10,000円以下の取引でも免税してはいけない商品があります。(革製品、ニット製品等)
また個人使用の場合商品代金の60%の金額で税額を計算してもよいという税額計算の例外規定もあります。
これらのルールの結果、個人輸入(個人使用)の場合、商品代金16,666円以下の商品は殆どの商品に関税、消費税が免税される。ということになります。
関税、消費税が徴収されない理由はあまりに少額の税金を回収するのに手間がかかりすぎるから。と言われています。このおかげで、個人輸入の少額取引は、運賃を相殺できる程度の税金優遇になっているいう考え方もできます。
商品代金16,666円以下でも関税、消費税が免税されない商品例
個人輸入の商品16,666円以下でも免税されない商品一覧は以下の通りです。
- 革製バッグ
- 革製ハンドバッグ
- 革製手袋
- 革靴
- 毛皮の靴
- ニット衣類
(編まれた衣類) - ストッキング、タイツ
(編まれたもの) - トラックスーツ、水着
(編まれたもの)
この他にも若干ありますが個人輸入で気を付ける商品は上記になります。
※酒税、たばこ税は別ですので免税対象になりません。
革製と編まれた服が要注意ということになります。革靴はわかりやすいですがニット衣類の具体例も知っておくと便利です。
ニット製品(編まれた衣類)の代表例
- プルオーバー
- セーター
- カーディガン
- Tシャツ
- スポーツウェア
これらの商品は金額が小さくても免税されません。関税、消費税、手数料がかかりますので注意してください。※実際は運送方法によってかからないケースもあります。

だいぶ分かったけど、やっぱり税金はややこしい・・

どの商品に関税がかかるのか。関税と消費税と手数料がいくらになるのかはわかりにくいね。商品ごとに例を書くことにしたから別記事を参考にしてね。
海外通販の種類
海外通販にはいくつかのタイプがあります。主なタイプは以下のものになります。
・日本のECショッピングモールで海外製品を購入する
・海外ECショッピングモールで購入する
・海外の各メーカー、小売店の専門サイトで購入する
・海外オークションサイトで購入する
・海外リセール(転売)サイトで購入する
日本のECショッピングモールで海外製品を購入する
いわゆる楽天やAMAZON JAPANで買う方法です。日本語のサイトで、日本のECショッピングモール運営会社のサポートが受けられます。またもちろん日本へ発送できる商品ばかりが表示されています。初心者の方が始めるのに最も適した購入方法だと思います。
楽天ショッピングには海外ショッピングサイトから購入というページがあります。いつものショッピングと同じように楽天にログインして海外の商品を買います。支払い方法もいつものWebショッピングと同じです。
またAmazon.jpでも在庫先が海外になっている商品は、海外通販(個人輸入)になります。購入はいつもの通販と同じ方法です。ただ商品は海外から届きます。
関税、消費税や手数料が事後に発生する場合があることを覚えておきましょう。
海外ECショッピングモールで購入する
アメリカのAmazon.com、中国のAliExpress等代表的なモールが数多くあります。とにかく圧倒的な商品数が特徴です。またサイト内の価格競争も非常に激しい為価格を抑えて買うことが出来ます。安くてお得な商品を探すならこういうECモールが断然お薦めです。
一方で売り手が小売店なのか、正規店なのか個人なのかがわかりずらい点があります。またそこがトラブルの原因にもなります。日本語設計されていないショッピングモールの場合日本に配送できない商品も表示されます。
トラブル時のサポートは日本語設計されたサイトであれば日本語でのサポートも受けられます。日本語設計されていないサイトの場合は英語でのやり取りが基本になります。海外通販に慣れたらチャレンジしてみたいタイプの海外通販です。
海外メーカー、小売店専門サイトで購入する
日本のサイトでいえば、ヨドバシカメラのサイト、ユニクロのサイト、高島屋のWebサイトのイメージです。海外サイトの代表的なところでは、アメリカ老舗百貨店のNordstrom、スーツケースブランドのAWAY等、ハイブランドの専門店をまとめたFARFETCH等沢山のサイトがあります。
特徴はなんといっても安全性。直営は100%本物の自社のブランド商品を扱います。百貨店であれば独自仕入れの信頼性。ブランドショップも基本的に直営仕入をしたショップが掲載されています。また海外通販では難易度の高い植物の種や医薬品、化粧品、サプリメントなどもこういうサイトで購入するのがお薦めです。
日本語サポートについては、完全日本語サイト、一部日本語サイト、配送のみ日本向け対応とバラバラです。お気に入りのサイトを見つける楽しみもあります。
偽物の心配をしないで済む安心感があります。それだけではなく定期的に行われるセールでは正規品をかなり安く買うことが出来ます。ブランド品は実店舗だと商品点数やサイズが少ない問題がありますがこの問題もクリアできます。
オークションサイトで購入する
e-Bayがもっとも代表的なサイトです。個人、法人が参加し新品、中古品、生産終了品、ハンドメイド品等多種多様な商品が出品されています。元々販売されていない商品や極めて古い商品、希少価値の高い商品が手に入るのが特徴です。オークションですので販売元や値段競争等、通常の海外通販より少々ハードルが高いというのが印象です。
オークションサイトは他にもありますがe-Bayが圧倒的のシェアを誇っています。e-Bayはオークションだけでなく通常の海外通販も行っています。通常の海外通販として利用する場合はECショッピングモールで買う際のポイントに注意すればよいでしょう。海外通販に慣れてからチャレンジするのが良いと思います。
リセール(転売)サイトで購入する
個人が正規店からブランド品を購入して転売するBuyma、靴などのオークションを手掛けるStockX等が代表的なサイトです。ブランド商品や希少価値の高い商品を手に入れることが出来るのが特徴です。
色々なタイプのサイトがあり目的がそれぞれ定められています。StockXのスニーカーはコレクション的要素が強いため、運営サイトも本物の担保に力を注いでいます。またBuymaも購入先の領収書を提示する方法で購入元の担保を取るようにしています。
日本語のサポートについては他のタイプの海外通販と同じです。日本語サイトが用意されていれば日本とでのサポートが受けられるのが一般的です。リセールサイトで購入する場合は最初は日本語サポートが受けられるサイトから購入するのが良いでしょう。

なんで海外通販のタイプをしっておくといいの?

タイプを知れば安心、安全な購入先がわかるんだよ
※海外通販初心者必見!!偽物を買わない、トラブルに巻き込まれたくない、ECサイト別の安全性の比較記事はこちら。
日本に送れない商品の対処法
海外通販に慣れてくるとどうしても欲しい商品に出会うことがあります。ただ折角発見した商品が日本発送に対応していないケースもあります。ショッピングモールやショップのオーナーが海外展開まで考えていない場合は国際配送はしない・・というスタンスのショップです。その場合は転送という手段を使って日本に送ってもらう方法があります。転送という手段をマスターすることで本当に世界中のサイトを比較して商品を買えるようになります。
海外通販で日本発送ができないショップやサイトに遭遇した時の対処法:転送
通関手数料と運送方法
通関手数料:税金がかかった時のみ払う
海外通販は受け取るときに別のお金を払うことがあります。先に書いた税金がその一つです。その他に通関料もかかると聞いたことがある人もいると思います。通関手数料もかかるときとかからないときがあるので整理して覚えておくと費用計算に役立ちます。海外通販は配送方法で手数料や税金が変わることがありややこしいのですが以下のルールは統一されています。
通関手数料の基本
- 税金がかかる時:通関手数料あり
- 税金がかからない時:通関手数料なし
個人使用で商品代16,666円以下はかからない
通関手数料はいくらかかるのか
1 | 通関手数料 | 国際郵便 | 民間業者 |
2 | 税金なし | 手数料なし | 手数料なし |
3 | 税金あり | 200円 | 500円~1,000円 |
4 | 税金あり (高額案件) | 6,600円~ | 500円~1,000円※ 又は納税額に一定比率を掛けた高い方 |
税金が発生する場合のみ通関手数料(立替納税手数料)がかかります。個人通販で16666円以上の商品の場合で少額であれば国際郵便の手数料が安いです。ただし高額案件の場合は民間業者の方が安いケースもあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください(建設中)
税金/通関手数料を払うタイミング&商品の受け取り方
税金/手数料を払うタイミング/払い方
- 税金がかからない時
商品を受け取るだけ
(宅配BOX可能) - 税金がかかる時
・国際郵便
受け取り時に税金/通関料を払う
・民間業者:支払い方法が選べる
受け取り時に現金/カード払い
事前にキャッシュレス決済
(宅配BOX可能)
税金と通関手数料は基本的に日本に届いてから計算され支払うことになります。タイミングは商品を受け取るタイミングで代引きのように支払います。このため商品を宅配BOXに配送することが出来ません。ただし民間業者では事前に連絡が入りWebでクレジットカードや電子決済も可能になっています。
※サイトによってはあらかじめ日本での税金を含めた金額で販売しているサイトもあります。この場合通関手数料も発生しません。個人的には非常にお薦めのサービスだと思います。
運送方法と税金、通関手数料について
国際郵便と民間業者(国際宅配便)では通関するときのルールが異なります。国が決めたルールにより国際郵便は民間業者とは異なった通関方法のルールがある為です。その為同じ商品を買っても、税金のかかりかた、手数料のかかり方が変わります。
沢山通販をされるかたであればこのあたりの手数料や税金の違いは小さくありませんのでその点も記事にしています。興味がある方は読んでみてください。
国際郵便と国際宅配便の違いについて(建設中)
海外通販の決済方法(支払い方法)
海外通販の決済方法
・Paypal
・クレジットカード
・バーチャルクレジットカード
・デビットカード
・代引き
・銀行振込
基本的に日本のWebサイトで買い物をするの同様の支払方法が用意されています。もちろん各サイトやショップで使えるサービスは異なります。ここではPaypalと各カードについて説明します。代引き、銀行振り込みは現在はあまり主流ではありませんので主流でない理由のみ記載しました。
Paypal
多くのWebショッピングサイトで見かけるようになったペイパル。海外通販ではかなり重宝される支払方法です。ペイパルの特徴は
- 買い物先にクレジット番号など購入者の情報が漏れない
- 買い物補償が付いている
- 為替計算が不要
という特徴があります。オンライン間での送金のやり取りをするために構築されたシステムですのでWebショッピングに向いている支払い方法といえます。
クレジットカード
国際カードであるVISAやMasterカードでの決済は多くのサイトで使用できます。
クレジットカードの特徴は
- 多くのサイトで支払い可能
- 手厚い補償内容
カードの盗難や不正利用のケア - 買い物補償(一部オプション)
商品が届かない、破損の時の保証 - 為替計算が不要&安い
- 分割払いができる
という特徴があります。クレジットカードの不正利用等の心配をされる人も多いですが、正しく使いモニターすれば補償も厚く受けられるメリットは大きいと思います。
バーチャルクレジットカード-Web決済専用のクレジットカードカード
バーチャルクレジットカードは通常のクレジットカードを契約し別に特約で作るWeb上のカードになります。よって実際のカードは発行されません。このカードの特徴は
・多くのサイトで使用可能
・手厚い補償内容
カード盗難や不正利用のケア
・買い物補償(一部オプション)
商品が届かない、破損の時の補償
・為替計算が不要&安い
・カードの上限が低い又は変更できる
となります。クレジットカードと殆ど同じサービスの為補償は手厚くなっています。またWebショッピングに特化したカードであり不正使用に対する独自のパトロールもされています。
デビットカード
デビットカードもクレジットカードのように国際カードであれば海外通販の決済に使用できます。デビットカードの特徴は
・手厚い補償内容
カードの盗難や不正利用のケア
・口座残高以上は引き落とされない
・使用の度にメールで案内が届く
といった特徴があります。クレジットカードと同じような特徴ですが銀行口座に直結しているのが特徴です。クレジットカードは後払いの為買いすぎを抑えられる効果があります。また口座残高分しか使えない為不正利用された場合にも上限ができるのも特徴です。

どれもよさそうだけど、どれが一番お薦め?

私のお薦めはクレジットカードとPaypalの合わせ技かな
安全でお得な支払い方法を詳しくまとめた記事を参考にして
代引きと銀行振り込みをお勧めしない理由
代引き
代引きは商品が届いてから支払うので安心、という考え方もあります。しかし代金を支払った相手は運送会社です。商品を開けて壊れていた、違ったものが入っていたとき、運送会社は対応してくれません。結果自分で購入先と交渉するしかありません。カード会社やPaypalは間に入り決済を通じて購入者を保護してくれるのでお勧めといえます。
銀行振込
一般的なビジネスでは銀行の海外決済は代表的な決済方法です。大きなお金を動かす場合は最も信頼性が高いといえます。しかし為替の計算が煩雑な事と、振込手数料もかかることもあり個人の決済ではあまり利用されません。またPaypalやクレジットカードのように購入者を保護するような仕組みもありません。そのため個人の海外通販での利用はそれほど広がっていません。
海外通販決済の心配の種
商品を買った後、届くまでの心配の種は何でしょうか?
- 商品が届かないトラブル
- 商品破損やクレーム時の相手が海外
- カード情報が盗まれ悪用される
- 偽物をつかまされる
ではないでしょうか。1-3までは支払いについての話です。これについては上記の組み合わせで殆ど心配なく買い物をすることが出来るようになます。お薦めの支払方法について纏めた記事を書きましたので参考にしてください。また偽物を買わない安全な方法についても記事を書きましたので参考にしてください。海外通販への不安が少しでも減ると嬉しです。
海外通販お薦めの決済方法(建設中)
まとめ
海外通販を安全・お得にする為には以下の情報を頭にいれる
・税関チェックで引っかかる商品
・簡単な税金計算ルール理解
・海外通販サイトの特徴
・余分にかかる手数料と税金の規則
・安全な支払い方法
今回盛りだくさんの内容になりました。読むのが大変だっと思いますがきっと最後まで読んでいただいた方は少しでも、お得に、安全に、海外通販(個人輸入)をされたい方だと思います。一つ一つをもう少し掘り下げることで確実に失敗しない、確実にお得に買い物できる、ようになります。
このブログではそういう情報を発信していますので是非参考にしてください!
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