予定していない関税の請求をされたにゃ・・
間違ってない?
セルフチェックする方法を伝えるのでいったんチェックしてみて
この記事では以下の内容を解説しています。
- 海外通販で予定外の請求が来た時のセルフチェック方法
- セルフチェックで確認できない時の対処方法
※Fedex/UPS/DHLなど国際宅配便が対象(EMSは別の扱いです)
※個人輸入の個人使用のケースの記事です。
予定外の関税?セルフチェックする方法
購入金額から大体の諸費用をチェック
今回自分の購入した商品金額の総合計を確認します。
(商品代金のみ。で現地の税金や運送費は除いて計算)
・16,666円以上→どの商品にも消費税10%がかかります。
これに伴い手数料もかかります。関税はかからなくても諸費用が掛かるケースと理解しておくといいでしょう。消費税10%と手数料1000円~1500円がすべての商品に。商品によって別途関税が3%~10%かかるという感覚です。
詳しい情報はこちらhttps://japan-trade-labo.com/duty-rate/
・16,666円未満→消費税はかかりません。
一定の商品に関税がかかります。ただ殆どの商品で関税、消費税、諸費用が掛からないので、この金額で請求された場合”あれ?”と思ってもいいでしょう。
https://japan-trade-labo.com/clothing-duty/
・335,000円以上の商品→高額商品の為この記事の解説とは違う判断が必要になります。
まずは自分の買った商品が上記のどこに当てはまるのか当てはめて、大体の諸費用の感覚を持つようにしておくと便利です。
輸入許可書から関税の減免税がされたかをチェックする方法
輸入許可書・インボイス・送り状をチェック
関税の減免税をチェックする方法は厄介です。チェックするには複雑な制度を理解する必要があります。
ここでは関税がかかっていた時、通関業者から受け取った書類から関税の減免税がされているかチェックするポイントだけ紹介します。
1・輸入許可書の以下の欄を見て関税がかかっているかチェック
→ゼロの場合は関税はかけられていません。
→ゼロ以外だと関税がかかっています。
2・輸入許可書の以下の欄を見て関税が減免されているかチェック
→ここの【】がブランクであれば減免もしくは減免がもともとできないケースです。
3・輸入申告書の以下の欄を見て関税が減免できた可能性があることをチェック
→関税がかかっていて、ここの表示がBとなっている場合。
→関税を減免できた可能性があります。
本当に減免税対象だったかの確認
最後にこの商品が本当に減免税可能だったかチェックします。
※通関業者が書類判断で意図的に減免を外している可能性もあります。
STEP123を確認済みの上で商品についていたインボイス(明細)と送り状の2か所を確認します。
ポイント1:送り状の発送地とインボイスの原産地(地域)が一致しているか?
ポイント2:その国(地域)と輸入許可書の原産地が一致しているか?
※国と地域などもう少し詳しい関税減免税の解説は別の記事で解説します。※ここでリンク
ここまで調べてみておかしいな?と思ったら間違って減免税がされていない可能性があります。通関業者(Fedex/UPS/DHL等)に確認してみましょう。
おかしいなと思った時の連絡方法と返金
国際宅配便
Fedex/UPS/DHLなど国際宅配便であれば支払いの明細欄に連絡先が記載されています。そちらから連絡してみてください。通関担当者から今回の通関の内容について説明があるはずです。
もし通関時の誤りであれば通関をした業者から返金を受ける事も可能です。
国際郵便/EMS
EMS等国際郵便で配送された場合の確認先は税関になります。直接税関へ連絡をするのは少し勇気がいるかもしれませんが一般の方へは優しくアドバイスしてくれます。万が一間違った判断がされていた場合は、税関から還付が受けられます。
少しややこしいですが知っておくととても便利ですよ
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