【海外通販の不安】初心者は注意!!サイズトラブルが多い商品と対策

海外通販の不安解消
ミー哉
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新しいヘルメットを海外通販買おうと思うんだけどおすすめのサイト教えてにゃ!

いろは
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ちょっとまった!ヘルメットは海外通販ではサイズトラブルが多いけど大丈夫?

いろは
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慣れれば別だけど海外通販のサイズトラブルは要注意。サイズトラブルや返品の仕組みを頭に入れて海外通販を楽しんで!

海外通販初心者とってサイズトラブル問題は要注意。国内通販なら返品、交換対応という手段も比較的簡単です。ただ海外通販では送料税金の問題が大きくかかわってきます。

この記事では、サイズトラブルの多い商品と、返品にかかる手間、方法を解説します。

この記事では以下の内容を解説します。

・海外通販:サイズトラブルの多い商品
・返品の注意点(国内通販との違い)

・返品を気にしなくていいサイトの事例

海外通販でサイズトラブルに気を付けたい商品

サイズトラブルのため扱いにくい海外通販商品

  • ヘルメット
  • 衣類

海外通販の特徴として

・送料が高い
・関税や手数料が別でかかるものがある

という特長があります。

”サイズ””色”などが重要な商品で、”大きく(かさばる)””関税の高い”商品はすこし注意が必要です。

個人輸入の関税に関してはこちらの記事を参照ください。

そういう商品は返品のハードルも高いためサイズトラブルが起こりやすい商品ではより注意が必要です。

ヘルメット(自転車、バイク等)~非常に慎重に~

ヘルメットは海外通販に不向き

初心者の方が海外通販で自転車やバイクのヘルメットを購入するのは勧めしません。

規格があってもメーカーによりヘルメットのサイズは若干異なります。ヘルメットのフィット感がずれると我慢するのはちょっと難しいですよね。緩めに買うと命に係わる問題にもつながることもあります。

またヘルメットにはおよそ5%の関税がかかります。また比較的”かさばる商品”です。返品する場合も相応の送料が求められます。

ヘルメットを海外通販で買うのは、このメーカーのこの型の商品と絶対の確信がある場合にしておくのがいいでしょう。

靴(Shoes)~割と慎重に~

海外通販で人気の靴はサイズと関税がネック

海外通販で人気の靴に関してもサイズトラブルはあります。靴のサイズは地域ごとに表示がバラバラになっています。またメーカーによって同じ表示サイズでもサイズ感が違います。

ただヘルメットに比べると少し緩めのサイズを買って使用することは可能です。

を返品しようすると問題になってくるのは関税。特に革靴は一足30%もの高額の関税が、それ以外の靴にも8%程度の関税がかかります。また一定金額以上なら消費税や通関手数料などもかかります。

関税は輸入するときに国に納めている税金です。返品する際にそれを取り返さないと(還付を受ける)返品しても大損になります。この手間があるため関税のかかる商品でサイズトラブルが発生しないようにしたいところです。

衣類~そこそこ慎重に~

通関の衣類トラブル
通関の衣類では以下のようなトラブルが考えられます。

・思っていたより、サイズが合わない。
・思っていたのと、風合いが違う。
・思っていたより、安っぽい。
・思っていたのと、色が違う。
・思っていたのと、イメージが違う。

等が返品したいケースだと思います。ただ多少我慢して使うことは靴やヘルメットに比べれば簡単ですよね。ですので初めての方は安価な服から海外通販にチャレンジしてみるのがいいと思います。

衣類に関しては関税が10%程度かかるものが多いです。ですので靴と同じように返品するのであれば、輸入時に支払った関税を取り戻す(還付をうける)必要があります。そういう意味ではやはり注意が必要です。

返品に関する注意

海外通販返品の注意点

海外通販の返品の注意点は

・通販サイトの返品規定を確認
→返品規定があるか
→返品運賃は誰が負担するか
→返品時の関税負担は誰がするか
を確認する

上記の3点に注意が必要です。

返品規定があるか

通信販売にはクーリングオフの規定はありません。※クーリングオフとは無条件の契約解除

通信販売では事業者が決めた返品特約(返品規定)に従います。返品特約が規定されていない場合8日間であれば送料を負担し返品も可能です。

ですので事業者がどのような返品規定を定めているのかについてあらかじめ確認しておきましょう。

返品時の運送費は誰が負担するのか

返品規定を読むと返品時の運送費は誰が負担するのかが分かります。

商品の購入時に返品用の運送状が送付されてくるサービスがあります。この場合返品時の送料は無料です。それ以外の場合は自分で返送の手配と送料の負担を求められます。

輸入時にかかった関税や手数料負担は誰がする?

海外通販で返品をする場合、輸入時に関税(関税、消費税、手数料)がかかっていれば返金をしてもらいたいところ。

いろは
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でも、関税や消費税の返金を受けるのはかなり大変です

輸入の時にかかった関税、消費税を気にせずに返品できる方法は一つだけ。購入時に日本で発生した関税消費税込みで販売している販売先から買うことです。

これ以外の方法で購入した場合は自力で税金を取り戻す作業をする必要があります。また手数料の返金は受けられません。

ですので海外通販初心者の方でサイズトラブルが気になる場合は関税、消費税込みで販売している業者を選ぶことが大事です。

紹介例:返品が非常に楽な通販サイト

返品が楽な通販サイトの例

アパレル販売でFARFETCH(ファーフェッチ)という有名なサイトがあります。

こちらは購入価格に日本でかかる関税、消費税が含まれて販売されています。
そのため購入した後に発生する費用は一切ありません。

返品ポリシーは以下のようなものです

  • 到着から14日以内である
  • FARFETCHのタグとブランドタグがついたままである
  • 未使用、未洗濯、破損のない状態である

であれば返品可となっています。

そして返品の送料は無料で送り状を作る必要もありません。
なんと購入した商品の箱の中に返品用の送り状が入っています

サイズ、色、手触りなど気に入らず返品したい場合はこの送り状を使って返品すれば送料もかかりません。もちろん日本でかかっている税金も込みで購入しているので返品しても購入者には不利益は全くありません。

通販に特化したサイトで非常に購入者に優しいサイトになっています。こういうサイトであれば衣類や、靴を購入するのは非常に安心ですね。

まとめ

海外通販のサイズトラブル注意商品とまとめ

・海外通販でサイズトラブルが起こりやすい商品
→ヘルメット、靴、アパレル
・送料、関税、手数料が掛かる点に注意
・購入時に関税込みのサイトで販売されていれば返品が容易なケースもあり

海外通販でトラブルはなるべく避けたいもの。少し知っているだけでほとんどのトラブルは避けれます。興味のある方は以下の記事も参考にしてください。

海外通販の不安解消シリーズ
・商品が届かない時の理由と対処法
・サイズトラブルが注意な商品&対処法
・配達が遅い!本当に届くの?配送の不安解消
・住所と電話番号の書き方
・商品が壊れていた、違う商品が届いた時の対処法
・関税、消費税を込みで買うメリット
・返品、交換で関税を払い戻す方法
・海外通販で最も安全な支払い方法

この記事を書いた人
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いろは

貿易のプロ【通関士】として20年のキャリアがあります。扱ってきた商品は数万件、数千種類以上。法人、個人事業主、個人通販すべて対応可能です。仕事以外で個人的に海外通販も楽しんでいます。最近個人の海外通販(個人輸入、輸出)が激増して色々な質問やトラブルが増えました。このブログでは個人の方が安心して海外通販を楽しめるように、規則、手順、安全なサイト、本物の商品の見つけ方を発信しています。個別の質問も受けてていますのでお問い合わせからメールしてください。匿名可能です。

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