【海外通販の不安解消】商品が壊れていた、間違っていた！対処方法を解説

ミー哉

海外通販って商品が壊れていたり、間違ったのが届くんじゃないか不安だにゃ

いろは

確かに遠くから届くから初めてチャレンジする人は不安かも・・

正確な統計はないけれど実態を教えるね

万が一の時の対処法も知っておくといいよ

海外通販に初めてチャレンジするときに不安なこととして

【商品が壊れてとどく】
【間違った商品がとどく】

という不安や、対応が難しそう・・

ということがあると思います。今回の記事はその不安を解消するための記事になります。

この記事でわかること

・海外通販で商品のダメージはどの程度あるのか
・海外通販で間違った商品が届くことはあるのか
・壊れた商品、間違った商品が届いた場合の対処法

海外通販で商品の破損や発送間違いはどの程度ある？
海外通販：間違った商品や商品が壊れていた時どうする？
1. 商品が壊れていた場合
2. 間違った商品が届いた場合
まとめ

海外通販で商品の破損や発送間違いはどの程度ある？

海外通販の商品破損や発送間違いのデータは正確にはありません。

これから記載するのは自分の経験則からの海外通販での破損や、発送違いの頻度になります。※筆者は海外通販商品に年間数万件単位でかかわることができます。

結論：
・外装梱包のダメージは頻繁にある
・中身が破損していることもたまにある
・間違った商品が届くことはごくたまにある

何やら抽象的な表現になってしまいましたが・・・

外装梱包のダメージは頻繁にある

いろは

外装梱包のダメージは頻繁にあることを理解しておきましょう。

外装梱包のダメージとは外装の傷み、へこみ、傷などが付いたものです。

500個に1個くらいは何らしらの外装ダメージを受けているような感覚です。

国際輸送は空港や港の倉庫、飛行機、各拠点の倉庫と何度も荷物の積み替えが発生します。また国内運送と比べ送料が高額です。そのため飛行機のコンテナに詰められるだけ詰める作業をします。その中で重いものの下に入り込むこともあり梱包のダメージは頻繁に発生します。

中身に破損がなければ大丈夫！くらいの気持ちでゆったりと構えましょう。

中身が破損していることは殆どない

外装にダメージを受けているので中身が破損していることもあります。

感覚的には5000個に1個程度です。（あくまで経験則の感覚です）

もちろん海外通販を大規模に運営している会社や高級品の通販では破損の頻度は非常に少ないです。す。これは運営会社や販売会社が国際輸送に対して理解をし、梱包を強化していることが理由です。

いろは

商品が壊れるまでのダメージを受けた場合は配送前に運送会社から連絡が入るのが普通です。

間違った商品が届くこともごくたまにある

海外通販の通関や輸送に関わっていると

違う商品が届いたんだけど？

同じ商品が2回届いたんだけど？

という問い合わせを受けることがあります。

発生頻度は10000個通販が発送されると1回程度あるような感覚です。

もちろん国内通販でも似たようなことはあると思います。ただ頻度は多いように思います。この辺りは日本人識字率の高さや、まじめな国民性の影響もあるのかもしれません。

海外通販：間違った商品や商品が壊れていた時どうする？

海外通販で”商品が壊れていた””間違った商品が届いた”場合の対応は以下の通りです。

商品が壊れていた場合

外装が壊れていて商品も壊れていたケース

外装の破損を確認し記録する
商品の破損の写真を記録する
運送会社に連絡
運送会社から販売者に交渉してもらう
※すべて日本語で完結します

1.まず外装のダメージ（破損）の状態を記録します。これは運送中の破損を証明する為にとても重要です。できるだけ詳細に撮影しておきます。

2.次に商品のダメージ状況も記録します。商品に大きな傷はないが、商品が動作しない場合も外装とセットで記録しておきましょう。

3.運送会社とコンタクトを取り証拠の写真を送るメールアドレスを確認します。メールには届いた時の状況や破損の内容を詳しく書きます。

4.輸送中のダメージであることが確認できた場合、運送会社は補償を提示します。補償内容に満足できる場合はそれを受け入れればOKです。

補償内容に満足できない場合は、運送会社に対し販売者が保険をかけているか？その保険を使って補償を受けられるかを確認してもらいましょう。

本来は購入者が販売者に対して補償の話をするのが筋ですが、運送中のトラブルであれば運送会社が窓口になって海外に確認してくれます。

運送会社の補償は安い！

運送会社の補償はさほど手厚くありません。

運送会社の補償は

・EMSでは2万円が上限
・国際宅配便では1kgあたり22SDRまたはUSD100.00の低いほう
　　SDRは世界共通の単位で2022年1月現在1SDR=153.73円

等でUSD100.00程度が上限というのが一般的です。

つまり商品が10万円する商品であっても全額の補償は受けられません。

そこで商品を発送する際にその運送に関して保険をかけることになります。これにより運送中のトラブルの補償を全額受け取ることができます。

保険をかけるのは発送者。ですので購入者は運送中にトラブルがあった場合、運送会社と交渉するのではなく発送者に対して補償の話をする必要があります。

ただし運送のトラブルを運送会社が把握していれば運送会社が発送者と補償についても確認をしてくれることが多いです。

外国語が苦手な場合はこの方法で確認します

外装が壊れておらず商品が動かないケース

販売店に詳細を連絡
販売店と交渉
※基本英語で対応（販売サイトが日本語なら日本語対応可能）

外装に破損がない場合

外装に破損がない場合は運送会社に責任はありません。発送前に欠陥品が入ってしまった可能性が高いです。この場合は自ら販売店に連絡して対応を促します。

相手が分かるように写真を添えて以下のように連絡しましょう

Dear Sirs,
I received my order 123456 on 2022/06/02
However, upon examination, I discovered that (壊れていた商品名) was damaged.
Would you please replace the damaged product immediately?
Is it necessary to return damaged product to you in this case?
Sincerely yours,

「拝啓」
私は2022/06/02に(注文番号123456)を受け取りました。
ところが、届いた商品を調べたところ(壊れていた商品名)が壊れていました。
壊れていた商品をすぐに交換してください。
壊れていた商品を送り返す必要がありますか？
「敬具」

このような内容で送ってみましょう。

販売店からは
【代替品を送る】
【返送交換をする】
【返金のみする】
などの方法が提案されます。

間違った商品が届いた場合

受け取り時に関税や手数料を払わず受け取った場合

写真を撮る
販売店へ写真とともに状況を連絡
返品交換か代替品の回答がくる

1.まずは写真を外装と一緒に撮り記録します。

2.販売店に対し写真とともに以下のようなメールを送りましょう。

Dear Sirs,

I received my order (123456注文番号) on (2022/11/01) , but the wrong item has been sent.
I ordered 正しい商品名 , but you sent me 間違って届いた商品名.
Please send me 正しい商品名 I ordered, and advise me what I should do with 間違って届いた商品名 I received.
I will gladly return the 間違って届いた商品名 to you if you reimburse me for the postage required to mail it from Japan.

Sincerely yours,

挨拶
私は(2022/11/01)に(123456注文番号)を受け取りました。しかし商品が間違っていました。
私が注文したのは(正しい商品名)、しかし届いたのは(間違って届いた商品名)です。(正しい商品名)を送っていただくと共に、(間違って届いた商品名)をどうしたらいいのか教えてください。
そちらで日本からの送料を負担してくれるなら(間違って届いた商品名)を返送します。
締め文句

3.回答ががきますので指示に従います。

商品が安価な商品であれば代替品を送ってくれます。
その場合間違って発送された商品はそのまま受け取って構いません。

高価な商品であれば返送し交換という形が一般的です。その場合返送業者を指定されることもあります。EMS、DHL、FEDEX、UPS等の物流会社が一般的ですのでそちらのHPやカスタマーサービスへ連絡をとり返送方法を確認すればOKです。

受け取り時に関税や手数料を払った場合

いろは

このパターンが一番やっかいです。